今年はどういう訳か、桜にはまってしまった感じ、ついに弘前まで出掛けてしまった。
3月初めに伊豆・河津桜を堪能し、
先日は福島の花見山に満足し、
そして昨日は桜前線を追いかけて、ついに弘前城へ。
これ以上の贅沢はなかろう。
何と言っても弘前城の桜は、そのスケールといい、花の種類の多さといい、日本一と自慢されるだけのことはある。
外堀のソメイヨシノはすでに散り始めていたが、天守閣のある本丸は丁度満開、さらにベニシダレなど枝垂桜は一番の見頃であった。
ここは300年前に植えられた桜が、いまや50種類、2600本が咲き誇るまでになっているという。
生憎の小雨日和ではあったが、人出も少なく、かえってのんびり楽しめた。
大分前に弘前城へ行ったことがあるが、その時は少し早過ぎた。
今年は例年より早まっており、ソメイヨシノは散り始めていたが、早すぎるより、遅めの方が遥かに美しいことを納得した。
特にお堀を埋め尽くすほどの花びらの美しさには、しばし見とれてしまった。
開花は早まったにもかかわらず、桜祭りは例年通り23日に始まったが、その日が既に満開状態。
5月連休の人出は、博多のどんたく祭りと並び220万人と予想されているが、果たして・・・
今年の気候のイタズラが気になる。