東京や西日本各地のサクラだよりも終盤になると、南東北にもようやく桜の季節がやって来る。
ニュースやネット上で、すでに桜情報は少々食傷気味とも言えるが、 我が地元にとっては、何よりの春だよりである。
ほとんど毎年通っているいるのが「一目千本桜」、仙台市の南、我が家から車で1時間足らずで行ける白石川両岸に延々と約8kmの桜並木が続いている。日本さくらの会より「さくら名所100選」に選ばれている。
大正12年に初めて植えられたとあり、勿論植え替えられてきたのだろうが、立派な古木が多い。
延々と続く桜のトンネル。右側が白石川で、左側を東北本線が走る。
あいにく蔵王連山は雲がかかっていたが、一部の雪渓が望まれた。
レンギョウや水仙などが、サクラの引き立役に?
できるだけ朝早い時間に来るようにしており、これだけのサクラを独り占め?とまでは行かないが、思う存分満喫できるのはありがたい。
桜並木と離れたところに静かにそびえたつ一本のサクラ、その存在に今年初めて気づいた。
帰りに今日歩いた堰堤の対岸に廻ってみた。
こちら側を歩いている人はいなかった。
これから始まる東北各地ののサクラは、日本全国での話題性としては、どうしても古新聞気味になってしまうが、まさに日本を代表するサクラ!そう言っても過言ではなかろうと、勝手に思っている。見事である。
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