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支笏湖氷濤まつり

支笏湖は火山活動によって生じたカルデラ湖で、国内では秋田県の田沢湖に次いで2番目の深度を誇り、湖沼水質ランキングでは全国1位に輝いている。
札幌市、新千歳空港、そしてフェリーの発着地、苫小牧も比較的に近い。

「支笏湖氷濤まつり」は支笏湖の湖水をスプリンクラーで吹き付け凍らせた大小さまざまな氷像が並び、夜は色とりどりのライトに照らされ、幻想的な世界が広がっていた。
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ちなみに氷濤の「濤」は波という意味で、湖の波しぶきでできた氷柱のことを指している。

支笏湖の氷濤まつりの見どころは、何と言っても「支笏湖ブルー」と呼ばれる淡いブルーの氷のオブジェである。

「支笏湖ブルー」が生まれる理由は、

1)じっくりと静かに時間をかけて凍らせたため気泡が発生していない(白く見えない)
2)氷が厚い程、赤い波長が吸収されてやすい(青く見える)
3)支笏湖の湖水の透明度(青く見える)

が起因しているのだとか。


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着いた時は16時半の夕暮れ時で、まだ明るさが残っており、照明もまだ点灯し始めの時間帯であったため、カラフルさには欠けていたが、それでも幻想的な空間を感じた。
滞在はわずか40分程、一通りまわって切り上げた。

気温はマイナス5度、風もなくしっかり着込んでいたので、寒さはさほど気にならなかった。
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まもなく北海道は記録的な寒波に襲われるとの予報も出ており、今回はラッキーだったと言える。

「札幌雪祭り」そして「支笏湖の氷濤まつり」と、北海道を代表する冬の祭典を効率よく一日で堪能できた。


<次編「札幌雪祭り(3)往復はフェリーで 」に続く>
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by seokazuo | 2019-02-08 10:51 | 旅行・国内 | Comments(0)


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