小田原はいつも通過駅に過ぎなかったが、今日は小田原を訪ねた。
小田原と言えば「小田原城」、駅から歩いて15分ほど。
小田原城は北条氏の本拠地として有名である。
難攻不落、無敵の城といわれ、上杉謙信や武田信玄攻撃に耐えた。
しかし豊臣秀吉の天下統一の仕上げとしての猛攻撃に耐えられず、小田原城は無血開城させられることに。
天守閣にたどり着くには、いくつもの門をくぐらなければならない。
お堀の周り桜並木が。桜の咲くころは素晴らしいだろう。
馬出門(ウマダシモン)から入り、二の丸へ。
内側から見た馬出門。
銅門(アカガネモン)
そして常盤木門。本丸の正面に位置し、小田原城の城門の中でも、最も大きく堅固に造られている。
常盤木門を過ぎると、ようやく天守閣が。
広場では子供たちがお弁当を楽しんでいた。
今や着物変身は、どこでもビジネス化!
ハトにとっては格好の休憩所。
天守閣に登る。
天守閣は1960年に、小田原市が市制施行20周年事業として復元、築造したもので、鉄筋コンクリート造りである。
その後耐震強度が必要であるとされたことから、来館者の安全確保のため平成27年から28年にかけて、工事が行われ、
他の城と違って、近代化?されており、階段などは上がり降りが非常に楽である。
ただ、これからの日本の城はこうなっていってしまうのか?
考えさせられるところである。
天守閣からのパノラマ、太平洋が一望に広がる。
帰りの小田原駅のホームで特急「踊り子号」を待っていた。
ふと気が付いた柱に貼ってある小さな時刻表、「業務用」とある。
発車時間は「13時50分」であったが、この時刻表(最上段の列車3026M)には、
到着「13時50分15秒」
発射「13時50分45秒」
と記されている。
どうやら15秒ピッチで列車はコントロールされているようである。
ここにも日本人の、いやJRのと言った方がいいかもしれないが、几帳面さが表れている。
実際に13時50分45秒に発車したかどうか、チェックするのは忘れてしまったが。
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