昔の話になるが、出張で3回、そしてトランジットで何回も香港空港を利用したことがあるが、当時は「香港啓徳(カイタック)空港」と呼ばれ、九龍半島の中心街に近いエリア(右上端の赤マークの位置)にあった。
現在はランタオ島北側の新国際空港に移転している。下記地図上の左端(飛行機マーク)。
「香港啓徳空港」は
「世界一着陸が難しい空港」と呼ばれており、着陸するたびにハラハラしたものである。
周りが山や丘に囲まれ、それらを避けるために、ビルの上をすれすれに機体を傾け旋回しながら着陸するあの時の緊張感は今でも思い出す。
ネット上でたまたま見つけた写真、こんな感じで、進入灯がビルの屋上に!
<下の写真はネットよりコピー転載>
この空港跡地は、すでに世界最大級のクルーズ船が寄港できる「クルーズターミナル」やレジャーセンターなどに活用されているが、今でもまだ再開発中のようである。
偶然通りかかった。
広さは皇居の1.4倍と広大で、
ここに12万人分の住宅、病院、4万5千人収容可能なスタジアム、8万6千人が働く商業施設・公共施設が作られる予定で、香港で最もクリーンなニュータウンとして生まれ変わるそうである。
しかし、新国際空港が完成後、すでに20年も経っている。のんびりしたお国事情だろうか?
再開発中の「啓徳空港」跡地の近くを通りかかり、云十年前海外を飛び廻っていた青春時代?を思い出した。
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