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2015年 10月 14日

手術でエコノミークラス症候群とは!?

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飛行機で長時間旅行したあと、飛行機を降りて歩き始めたとたん、急に呼吸困難やショックを起こし、ときには亡くなることもある。これが「エコノミークラス症候群」と呼ばれ、マスコミで話題になってから久しい。

これまで毎年、海外旅行をしてきたが、この「エコノミークラス症候群」のことは、あまり真剣に考えたことはなかった。

だが、これはひとごとではなかった。

今回妻が腹部大動脈瘤手術をした。

手術は無事に終わったかにみえたが、その後、肺の動脈に血栓(血の塊)が詰まっていることがわかった。
幸い、動脈が完全に詰まったわけではなく、半分ぐらいがふさがっていたようで、痛みとか呼吸困難など自覚症状はなかった。

一方、足のふくらはぎの静脈に、血栓が多数発生していることが、確認された。
おそらく、足部の血栓が離れ、肺動脈に飛んでいったのだろうとの診断であった。

この症状は「エコノミークラス症候群」そのものである。

エコノミークラスで長時間椅子に座ったままの状態が続くと、足の血液の流れが悪くなり、静脈の中に血の塊ができることがある。この血栓が歩行などをきっかけに足の血管から離れ、血液の流れに乗って肺に到着し、肺の動脈を閉塞してしまい、ときには亡くなることもあるという怖い病気である。これが「エコノミークラス症候群」である。

正式には急性肺血栓塞栓症といわれている。

手術直後、どうしてもベッド生活が続き、足の動きが鈍ることから、同じような病状が現れたと思われる。

肺は血栓を溶かす機能が高い臓器といわれ、肺に飛んできた血栓は小さければ数週間~数か月で自然に溶けてしまうといわれている。
妻の場合、飛んできた血栓があまり大きくないことが、CT検査でわかったため、血栓がこれ以上できないように投薬治療が行われた。

CT検査で最初に見つかった肺動脈(画像のほぼ中心部)は、血栓で50%ぐらい塞がっていた。
ドットで薄墨のエリアが血栓で塞がれた部分で、白い部分は血流がある。
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退院するときは、血栓はほとんど消えかけていた。
a0148206_1326982.jpg


退院後も当分は、この溶かす薬を飲み続けることとなる。


この急性肺血栓塞栓症も、手術にともなう合併症のひとつとされる。

自覚症状がない肺塞栓は、一般には見逃されるケースが多いという。
妻の場合、たまたま見つかって、きちんと治療されたことは、非常にラッキーだったと言える。

大ごとにならなくて、本当に良かった。







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by seokazuo | 2015-10-14 13:46 | 生活・日常 | Comments(0)


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