前編:
イギリスの旅(19) ロンドン3 ウェストミンスター駅付近
世界中、どこに行っても、およその地図を頭に入れ、その街の歩き方を決めることにしている。
ニューヨークはタテヨコ碁盤の目状に通りがはっきりしているので、わかりやすいし、
パリは凱旋門を中心に放射状に道路が走っているし、エッフェル塔などの目印があるので、慣れれば歩きやすい。
その点、ロンドンは、東西南北がはっきりしにくく、メインストリートも、結構折れ曲がっている。
行きたいところと地下鉄(ロンドンではチューブと呼ぶ)の路線、駅の関係を予め調べておけば、地下鉄利用が一番有効である。
勿論積極的に歩くためにやってきたのだから、地下鉄の1駅、2駅ぐらい歩くことは厭わない。
タクシーで移動すると、地図感覚が鈍ってしまうので、最後の手段として残すことにした。
結局タクシーは一度も使わなかったが。
地下鉄の切符は自動販売機で購入するが、日本語のガイダンスも表示されるので、簡単に買える。
地下鉄の料金は、ゾーン制で、ゾーン1(観光ポイントはほとんどこれに含まれる)で、4.7ポンド、
つまり1回乗るごとに900円強! 世界一高いと言われるわけである。
今回は1日乗車券を購入した。1日乗り放題で12ポンド(2400円)。
3回乗れば元が取れるという計算になる(^O^)
ゲートは日本と同じような感じである。
電車は昔に比べると、大分綺麗になったが・・・
転落防止のためのドア式のホームもあった。
椅子が折りたたみになっている電車もあった。
ラッシュアワー時はたたむ・・・日本の地下鉄を真似たのかもしれない。
最近は東京でも大江戸線のように深くなり、長いエスカレーターも見かけるようになったが、
ロンドンの地下鉄は昔から深いことで有名であった。
どこもエスカレーターは長い。
追い越す人のために左側を開ける(右立ち)・・・大阪方式?と言うより、大阪が導入するときロンドンに習ったというべきのようである(^O^)
長いエスカレーターだから、片側空けが習慣になったのだろうから、やはりロンドンが発祥の地のようである。最近日本では歩行禁止の通達がでたが、果たして片側空けはなくなるだろうか?
ホテルと中心街の往復にによく利用したピカデリー線は、そのまま乗っていくと、ヒースロー国際空港まで行ける。ロンドン地下鉄はまことに利便性が良い。
今回は、ロンドン名物のダブルデッカーの市バスに乗りそこねてしまった。
次編:
イギリスの旅(21) ロンドン5 博物館・美術館
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~