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イギリスの旅(1) イギリスとは?

海外旅行先を選ぶときは、地域の好みもあるが、できるだけ行ったことのない国を選んでいる。
今回はイギリスのカントリーサイドを周る12日間のツアーに参加した。

もっとも、ロンドンには、昔、出張ベースで5、6回は通った。
スタッフォード、ニューキャッスルなどでの打ち合わせもあったが、ほとんど観光する時間的の余裕はなかった。


今回のツアー・コースである。
<旅行社のパンフレットより>
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最初にスコットランドの「グラスゴー」に入り、
各地を廻って南下、最終地ロンドンから帰国した。

12日間の旅、
ツアーとしては、長い方である。

途中、ホテルはほとんど連泊であり、スーツケースのパッキングの負担減は少なからずありがたかった。

ところで、意外と知られていないのがイギリスではないだろうか。

日本人は、一般的にイギリスと言っているが、そういう呼び名の国は存在しない。

正式名称は、
「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国 英語: United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)」

である。

イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドから構成される連合王国である。
<ネット上より転載>
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イギリスの人口は約6,400万人であり、日本のほぼ半分、
国土の広さは日本の2/3程度である。

ただ、イギリスの大半はなだらかな丘陵地及び平原で占められており、国土のおよそ90%が可住地となっている。
そのため、可住地面積(総土地面積から山林や湖沼面積を差し引いた面積 )は、逆に日本の倍近くになるそうである。

延々と続く農地や牧場を眺めるだけで、土地の余裕が感じられた。
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成田空港では、出発前にイギリスの通貨「ポンド、£」を購入した。
当日購入した換算レートは205円/ポンドであったが、銀行によって1~2円の差がある。

現地での支払いは、ほとんどクレジットでできるが、チップやタクシー代、あるいはクレジットの効かない地方の商店などのため、現地通貨は必要である。

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成田からロンドンまでは、およそ1万キロ、12時間半の長いフライトである。
昼前11時に成田を飛び立って、その日の15時半にロンドンに着いた。

地球の自転の影響で、飛行機が太陽を追っかける形のため、ずっと昼間が続く。
時差は、サマータイム中のため8時間あるので、いつもより、昼間の時間が8時間長いわけである。

途中ずっと明るいが、ある程度睡眠調整も必要で、
睡眠の邪魔にならぬよう、窓はほとんど閉めたままである。

この日は、ロンドンから国内線に乗り換え、グラスゴーに向かう。
再度、セキュリティ検査を受けるが、その厳しさは、日本とは比べ物にならなかった。

カメラや財布などまで、トレーに放り込み、別のラインで進んでいくので、
本人が身体検査を受けている間に、持って行かれてもわからない・・
そういういい加減なシムテムである。

当初、グラスゴー行の出発まで、2時間半待であったが、
機材遅れとかで、出発は更に2時間も遅れた。

グラスゴーに着いて、荷物が出てくるのを待ったが、一向に出てこない。
どうやら、到着機が2時間も遅れたため、荷物担当者が、さっさと帰ってしまったらしい。

自分の勤務時間が終わったら、さっさと帰る・・・
それもこの国の国民性であろう。

管理責任者が代わって作業したらしく、結局荷物が出てきたのは、1時間半あまり経ってからである。

ホテルに着いてのは、午前0時過ぎ(日本時間の翌朝の8時過ぎ)、
長い長い旅であった。


この国はこんなもの・・・海外に出かけるときは、いつも自分に言い聞かせている。



次編:イギリスの旅(2)エジンバラ






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by seokazuo | 2015-07-08 18:09 | 旅行・海外 | Comments(2)
Commented by watahiro-aya-s-m at 2015-07-08 18:32
イギリス旅行の記事、とても楽しみにしていました!
読んでいる間、何度も「あ~!そう、そう!!!」と懐かしさの嵐。
時間が来たら帰る・・・その通りでした。残業という言葉は、日本独自の言葉でしょうか?笑
バーミンガム空港に初めて降り立った日、途中の乗り換え時に荷物が上手く移動できなかったのか、幼い子供を抱え、ベビーカーが無くなってしまったという現実を突きつけられ、意気消沈し落胆したことを思い出しました。

これからの、記事のアップも楽しみにしています♡
Commented by seokazuo at 2015-07-08 19:23
わたぽんさん
外国に来たら、これがこの国の常識なんだ、と、いつも言い聞かせるようにしています。いちいち気にしていると、余計疲れるだけですからね(^O^)


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