15,16年振りだろうか、久しぶりに合掌造りで有名な飛騨・白川郷を訪れた。
初めて訪れたのは、まだ大学時代、近くに建設中だった御母衣(みぼろ)ダムを見学に行った時であるので、もう半世紀(ちょっとオーバー)近くも前である。
今回は4回目、いろんな季節の白川郷を見てきた。
特に2月、雪に埋もれた家々がライトアップされた幻想的な景色は、今でもはっきりと記憶に残っている。
この時期、雪山の遠景を背景に、新緑の山々に囲まれた、いかにも昔話の似合いそうな村が目の前にある。
平成7年に世界遺産に登録されてからは初めてであったが、今や完全に観光客に乗っ取られてしまった感じである。
昔の鄙びた村の雰囲気が確実に失われつつあるのに、一抹の寂しさを感じざるを得ないが、日本の貴重な財産であり、あり続けるのは間違いない。
城跡展望台より、白川村萩地区を見下ろす。
国宝「和田家」
お店も、お寺も合掌造り
かやぶきの屋根は取り換えるのに、2000~3000万円もかかるという。
世界遺産に登録されたので、8割は国が負担してくれるという。