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中欧の旅(13):ウイーン(その2)シェーンブルン宮殿など

シェーンブルン宮殿」は、18世紀、歴代ハプスブルグ家の居城で、
女帝マリア・テレジア*の時代に完成したとされる王家の夏の離宮である。
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<*マリア・テレジアの末娘が、フランス革命でギロチン処刑されたフランス国王ルイ16世の悲劇の王妃マリア・アントーニア(マリー・アントワネット)である。>

建物は、あらゆる部屋を合計すると1,441室あり、両翼の端から端まで180mもあるという。
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中は絢爛豪華な造りに、展示品もきらびやかなものが多かった。

フランスのベルサイユ宮殿に対抗して建てられたと言われる宮殿の庭園。
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「シェーンブルン宮殿」は、オーストリアで一番重要な観光資源となっているそうで、
同宮殿と庭園群は世界遺産に登録されている。

ところで、ちょっと驚いたことがある。
シェーンブルン宮殿は観光客に公開されている2階部分を除いて、賃貸住宅として一般に貸し出されており、住民が住んでいるそうである。

居住者は建物の性質を変えない程度のリフォームは許されているそうだが、何かと不便な造りではないだろうか。
ただ、あの広い庭園を自由に歩けるのは、何と言っても羨ましい。


「美しい眺め」の意味を持つ「ヴェルヴェデーレ宮殿」は、オスマン・トルコ軍を撃退したオイゲン公が建てた離宮で、現在は美術館となっている。
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この宮殿は上宮と下宮からなり、間に色鮮やかな花が咲き誇る美しい庭園が広がる。
庭を歩くだけで結構楽しめそうである。
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オーストリアの20セントユーロ硬貨の裏面には、門越しに見た宮殿が彫られているようである。

ウイーンには、このような歴史的な観光ポイントが、いくらでもある・・・


そしてウイーンでは、ハイドン、モーツアルト、ベートーヴェン、シューベルトなどが活躍しており、
音楽の都にふさわしい、そういう楽しみ方のできる街であることは言うまでもない。

<追記>このブログを見てくれている大学同期の友から、紹介があったのがこの曲、
「Wien, Wien nur Du allein (ウィーン我が夢の町)」
さっそく検索してみたら、You Tubeで幾つか見つかった。その中で一番気に入ったのが
https://www.youtube.com/watch?v=s7crb_NTuWw

この曲を聴いていると、またウイーンに戻れた・・・そんな気になる。
by seokazuo | 2014-08-16 22:16 | 旅行・海外 | Comments(0)


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