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中欧の旅(9):プラハ(その2)プラハ城とカレル橋

世界で最も美しい街に数えられる街「プラハ」、
街の中央をヴルタヴァ(ドイツ語ではモルダウ)川が南北に流れている。

この街には美しい尖塔が多くあることから、「百塔のプラハ」とも呼ばれる。

丘の上にそびえ立つプラハ城は、かつてボヘミア国王やローマ皇帝の居城であり、現在はチェコの大統領府のある場所である。
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手前の川がヴルタヴァ川。


プラハ城は「ギネスブック」によると、世界でも最も古くて大きい城とされている。

西門には、衛兵が立っており、丁度交代の時間であった。
それにしてもどこでもそうであるが、衛兵は若くてイケメンが多い。
並んで一緒に写真に収まろうと、女性が順番待ち。
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敷地内には、聖ヴィート大聖堂、旧王宮などがある。
聖ヴィート大聖堂はゴシック建築の代表例であり、チェコで最も大きくて重要な教会とされている。
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大聖堂の内部は、天井の高さ34メートル、幅60メートル、奥行き124メートルの大空間である。
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大聖堂内側の美しいステンドグラス
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ただ、完成までには約600年が費やされたという。
ヨーロッパのこういう建造物が、”何百年”もかけて完成したというのが多いが、
設計思想や技術の伝承、資材の確保、保守、資金面などの課題をどうやって解決しているのか、
日本人の感覚ではとても考えられない。

大統領府。
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この2つの時計は、だまし時計だという。
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この時の時間は9時32分であった。
上の時計の短針が9時を表し、
下の時計の短針が32分を表している。

当時もこういうジョーク?があったというわけである。

プラハ城から市内を望む。
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残念ながら逆光で、写真では遠景ははっきりしなかったが、オレンジ色に統一された屋根が美しかった。

約80mの丘の上に建つプラハ城から、階段を下りてくると、
ヴルダヴァ川にかかるプラハ最古の石橋への入口に建つ塔が見えてくる。
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この橋が600年近く昔にかけられたカレル橋である。
<この写真は、後でとなりの橋から撮った>
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橋の長さは516メートル、幅は9.5メートル。
15のアーチの上に、切石の橋桁が渡されている。
また橋を守るために3つの塔が建てられている。

カレル橋の両側には15体ずつの聖人像並んでいる。
像のなかでも聖ヤン・ネポムツキー像の存在感は群を抜いており、その台座の銅のレリーフに触れると、プラハの幸福のかけらを持ち帰ることができると伝えられている。
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皆が触りまくるので、レリーフはつるつる・・・
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勿論、自分も触るのを忘れない。

カレル橋は観光客で賑わい、橋の上には多くの露店が並ぶ。
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カレル橋とはるかに見えるプラハ城は絵になる・・・
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橋を渡り切ると、旧市街に入る。
迷子になりそうな曲がりくねった細い道を通り抜けると、
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旧市街広場に出る。
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世界的に有名な天文時計を誇る旧市庁舎、
当然、こういう時計についているからくり時計の時間に合わせての到着となる。
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by seokazuo | 2014-08-14 10:44 | 旅行・海外 | Comments(0)


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