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中欧の旅(2):ベルリン

ベルリンはドイツの首都であり、人口は340万の大都市であるが、意外と日本人には馴染みが薄いかも知れない。

ベルリンの壁ぐらいだろうか・・・

ベルリンのシンボルといえば「ブランデンブルグ門」である。
建設のいきさつや、いろんな歴史を見守ってきたのだろうが、ここではそれらは省略したい。
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この写真の門のすぐ向こう側に、ベルリンの壁があり、こちら側は旧東ドイツ側、
西ドイツからは、この門は見ることはできなかったわけである。

向こう側の道路には、壁があった場所が、記念に残されている。
手前、左から右方向に、レンガが埋め込まれた線が、壁が建っていた位置を示すもので、同じような”線”を、市内のあちこちで見かけた。
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この門の近くに「HOTEL ADION」がある。
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このホテルの窓から、あのマイケルジャクソンが子供を吊り下げた・・・
あのホテルだそうである。

ただ、この事件は、子供を吊り下げたのではなく、子供を観衆や報道陣に見せようとして、
誤って吊り下げ状態にしてしまったのが、事実らしい。


[出張で初めてベルリンを訪問したのは、あのベルリンの壁崩壊(1989年11月)の1ヶ月後であった。もう25年前である。
当時、まだほとんどの壁が残っており、垣間見た向こう側(東側)は薄気味悪いほど暗いイメージの街であったことが、記憶に残っている。]

いまでは、壁はほとんどなくなり、一部が記念公園として残されていた。
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この記念公園を走る壁の跡・・・
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壁の横には、東側から西ベルリンに逃げようとした犠牲者の写真が残されていた。
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暗い話はこれくらいにして・・・

ベルリンはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地である。
そのコンサートホール。

サントリー・ホールの手本になっているという。
今回も外から眺めただけ・・・
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ベルリンの壁崩壊後の広大な敷地(ポツダム広場)の再開発の目玉として建設された複合ビル「ソニー・センター」は、ソニーのヨーロッパの拠点として2000年に完成し、

当時ドイツ現代建築の最高峰として注目を浴び、ベルリンの象徴の一つとされていた。
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ただ、残念なことに、このソニー・センターは、2008年に米国企業に売却されてしまっている。
その後、更に・・・?


ベルリン大聖堂、ひときわ目を引くドーム型の建物である。
114mの高さ。
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街角で見かけた電気自動車の充電スタンド。
環境先進国だけあった、さすがに動きが早い。
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そのほか、駆け足で市内を見て回ったが、ベルリンはどちらかと言うと地味な街である。
過去に3回出張で訪問しているが、今回もそういう印象で終わってしまった。
by seokazuo | 2014-08-06 14:43 | 旅行・海外 | Comments(0)


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