目指すは東京都内で最も住んでみたい街として常にトップの座をキープしている「
吉祥寺」である。
東京での拠点は、世田谷区
用賀に住んでいる次男宅である。
用賀より
田園都市線で渋谷に出て、
井の頭線に乗り換えれば、吉祥寺には1時間もかからずに行ける。
今回は一つ手前の駅「
井の頭公園駅」で下車して、
井の頭公園の池の周りをゆっくり散策した。
何十年ぶりだろうか・・・
いまでは武蔵野の自然を残している貴重な自然公園であろう。
今回初めて気がついた、井の頭池を源として
神田川が流出していることに。
そう言えば、ニュースで見たが、この井の頭池は今年の1月末から3月にかけて、
「
かいぼり」が行われたそうである。
「かいぼり」とは「掻(か)い掘り」の意で、
池を排水し、堆積した泥を出しして水質改善をすることと、魚を捕って在来魚の保護を目的に実施することである。
今回、約30年ぶりに井の頭池の水を抜いて行なわれたかいぼりは、
2017年の井の頭公園開園100周年に向けてのものだそうである。
その時のニュースによると、ゴミの中でもダントツは
自転車で、驚いたことに、その数
250台以上
!!!
池に住んでいた魚の大半は、ブラックバスなどの外来魚で、その駆除も同時に行われたわけである。
井の頭公園を過ぎて、ちょっとおしゃれっぽいブティックや喫茶店の並ぶ小路を歩くと、
吉祥寺駅南口に着く。
駅の北側に出ると、いくつかのアーケードや、商店街、飲食店街が入り組んでいた。
何十年か前に来たことがあるが、この新しい街並みを目にしては、
昔の記憶を思い出せるわけがない。
さて、この吉祥寺が、何故一番住みたい街なのか・・・
アンケートなどによると、いろんな意見が集まるようである。
・交通が便利、新宿や渋谷に簡単に行ける。
・駅前の街のごちゃごちゃ感がいい。
・個性的な店が多い。
・古い店と新しい店が混在していていい。
・閑静な住宅街があっていい。
・井の頭公園の印象からか、「自然や環境」のイメージも強い。
一番住んでみたい街かどうか?
こればかりは住んでみないとわからない。
評価するのは止めておこう。