今日の”歩き”の途中で、スーパーに寄った。
妻が
ウインナー・ソーセージを買っていた。
今やいろんな種類があふれている。
それに結構美味しい。
我が家では、焼いて食べる場合もあるが、どちらかと言うと、
茹でて食べる方が好きである。
ソーセージには思い出がある。
まだ若い頃(30才代前半)、
ドイツに出張でよく通った。
初めて行った時、ソーセージの美味しさに感激した。
繁華街の通り、駅の構内などに屋台的に店が並んでおり、
そこで立ち食いするのが特に美味しかった。
いろんな大きさ、いろんな色のものが、おでんのように湯の中で温めてあり、
それをパンに挟んでカラシやケチャップをかけて食べる。
茹でて食べる、そういう食べ方を知ったのも初めてであった。
これがまた
ビールに合う。
ソーセージ、それだけで十分であった。
というか、ほかにはあまり美味しいものはなかった。
当時は、ソーセージと言えば、
魚のソーセージぐらいしか食べたことはなかった。
子供たちにも食べさせてやろうと、
帰国便の乗り継ぎの
コペンハーゲン空港で、何種類も買い込んだ。
数kgは買ったと思う。
当時は日本入国時、必ずトランクを開けてチェックされていたので、
何の疑いもなく事前に申告した。
「これは持ち込めません!」
せっかく運んできたソーセージは
全て没収!!!
ソーセージは生肉ではないし、
ここは北欧、
免税コーナーで売っているのだから、検疫されているはず・・・
と、勝手な解釈で、何の疑いもなく買い込んだのである。
世の中を知らない若かりし頃の苦い思い出である。
そう言えば、先日の北欧旅行時、
コペンハーゲン空港*から帰国したが、その時もこのことを思い出した。
勿論、ソーセージを買うことはなかった。
<*参考>
コペンハーゲンを歩く③<北欧の旅18>コペンハーゲンを歩く②<北欧の旅17>コペンハーゲンを歩く①<北欧の旅16>