今日は寒々としたお天気、真っ青に晴れていたが、
風が強かった。
ふと空を見上げると
飛行機雲が、
久しぶりに撮ってみるか・・・
我が家の上空は飛行ルートになっており、飛行機がよく見える。
2機、3機と飛行機雲をとらえたが、飛行機雲は意外と短く、
そのうち見当たらなくなってしまった。
飛行機の音がかすかに聞こえてくるよう気がするが・・・
しばらく探し続けた。
いた!
飛んでいる。
でも飛行機雲はない。
その後、飛行機雲を捉えることはなかった。
飛行機雲が見えないと、飛行機を捉えるのは非常に難しい。
音がしても、その頃は機体ははるか先の方に行ってしまっている。
何しろ、相手は1万メートルぐらいの高度を飛んでおり、
音が伝わってくるまで30秒近くかかってしまう。
その間、時速900kmの飛行機は、30秒で7~8km進んでいる訳だから・・・
飛行機はジェットエンジンから高温で水蒸気を豊富に含む排気ガスを噴射する。
飛行機の飛ぶ上空1万メートルの高さは-40度~-50度という低温なので、
噴射された水蒸気は急激に冷やされ、水滴や氷の粒になる。
これが飛行機雲である。
空気が乾燥していれば、噴射された水蒸気が水滴や氷の粒になっても、
すぐにまた蒸発してしまうので雲はできにくい。
今日は空が乾燥しているのだろう。
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