ツェルマットからフランス・シャモニーに移動するに際し、
スイスの南西部にある
レマン湖を訪ねた。
三日月形のレマン湖の西に、多くの国際機関が所在する世界都市である
ジュネーブが、中程に国際オリンピック委員会の本部がある
ローザンヌ、そして東側に今回訪れた
モントレーがある。
南岸はフランスになる。
南岸の中央付近には、水で有名なあの
エヴィアンがある。
モントレーの東に、レマン湖にまるで浮かんでいるかのような
シヨン城・・・
しばらく散策のあと、レマン湖を眺めながらランチを取り、
モントレーを散策、花が美しい。
公園の花壇では、いまチューリップの球根を植えていた。
それにしても、球根の数は豪快!
モントレーは古くから
スイスのリビエラと称され、高級リゾート地として繁栄してきており、街並みには風格を感じる。
モントレーの西、湖岸の丘陵地に広がるぶどう畑「
ラボー地区」は、スイスワインの代表的産地で、
世界遺産に登録されている。(地図ピンクの丸で囲んだエリア)
ラボーで栽培されているブドウの品種は白ワイン用で、
急斜面に石垣を造り、段々のブドウ畑で、この石垣には、昼間ためた熱を夜に畑に放出するという工夫が込められているという。
ぶどう畑の間を縫うようにつくられた小道は、散歩するにちょうどよさそう。
しばらく歩いてみた。
ここで採れたワインの試飲もできるらしいが、その日はあいにく休みだったらしく、残念!
なお、
チャップリンは米国で共産主義者と非難を受けたことから、この地に移り住み、
ぶどう畑の一角で晩年を過ごしたという。
これからフランスに入り、最終目的地、シャモニーに向かうことに。
遠くには
スイス・アルプスが・・・