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2011年 04月 25日

送電線は電気の通る道

東京電力の電力の供給不足が大きな問題となっている。

西側地区からの応援ができない理由として、周波数が異なるためとされている。
(東側は50ヘルツ、西側は60ヘルツ)

中間に周波数を変換する周波数変換所があり、
その変換能力が100万キロワット(Kw)しかなく、東電の供給力のわずか2~3%に過ぎない。

しかし問題はこれだけではない。

仮に全国の周波数が同じだとしても、問題が残る。

中部電力管内には、網の目のごとく送電線が走っている。
その送電線網を通して発電所と需要家をむすんでいる。

送電線は電気の通る道であり、
電気は車に相当する。

渋滞しないように、電気の流れもコントロールされている。

投資効率の面から、そんなに空いた道路(送電線)はないし、
緊急時に備えて、ある程度の余裕を残す必要がある。


仮に関西電力以西の余った電気を東電に送ろうとしたら、
中部電力の送電線を経由することになるが、

道路(送電線)にそれだけの余裕がないのが実態である。

新たに大容量の電気を送る送電線(高速道路)を造らねばならない。

送電線を新たに作る・・・
何百キロのルートには無数の地権者が絡むため、

発電所を造るよりはるかに難しい。


周波数変換所を何倍にも増設したとしても、この送電線の問題が残るのは言うまでもない。


テレビなどマスコミで表面化していない課題はたくさん潜んでいる。

とにかく東電に頑張ってもらうしかないのである。
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by seokazuo | 2011-04-25 08:52 | 社会 | Comments(0)


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