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2011年 03月 21日

計画停電をしなければ・・・

関東地区では、計画停電で不自由な生活を強いられており、
またマスコミも連日その混乱ぶりを取り上げている。

もし仮にこの計画停電をやらなければどうなるか?
意外とマスコミも説明していない。

電力会社では、電気は使った量(需要)と見合った発電がなされており、
一瞬たりともそのバランスは崩せない。

電力会社では瞬時、瞬時に需要に応じて発電量を調整しているのである。

需要が発電能力を下まわっている間は、問題ないが、
逆に需要が発電能力を上回ってしまうと、

周波数(東電では50Hz)が下がってくる。

たとえば需要が発電能力を5%上回ると、
周波数が5%(2.5Hz ヘルツ)下がって、47.5Hzに下がってしまう。

周波数が下がると、火力発電所の発電機(+タービン)に機械的なストレスがかかるため、発電機(+タービン)が壊れないよう発電所は、電力系統から切り離される。

結果として、その発電所の分だけ、さらに発電量が足りなくなり、
ますます周波数が下がってしまう。

そうするとまたほかの火力発電所が切り離され、
将棋倒し的に発電が不足してゆき、

最終的に全域が停電に陥ってしまう、
いわゆる「大停電」に陥ってしまう。

一旦大停電が起こると、復旧までに長時間がかかり、大パニックとなる。


この大停電を避けるため、
需要が発電能力を上回る恐れがあるときには、

あらかじめ、発電量を上回る分の需要家を切り離し、
周波数が下がることを逃れる必要がある。

これが計画停電である。

気温などの影響で、需要が予想ほど伸びなかった場合は、
停電する範囲を狭めたり、

あるいは計画停電自体を中止することもある得る。

需要家にしてみれば、やるのか、やらないのか見えないので、
今回みたいな混乱が生ずるのである。

マスコミもいたずらに混乱ばかり報道するのではなく、
需要家をなだめる方に引っ張って行ってほしいものである。
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by seokazuo | 2011-03-21 06:42 | 社会 | Comments(0)


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