我々は、目の前に料理が出てきたらさっと食べてしう。
初めてヨーロッパへ出張、
ミーティングの途中でのランチタイムでの冷や汗事。
皿が出てきたので、
さっとナイフとフォークを取り上げ、一気に食べてしまった、
聞き流しながら?
いや、多分午後のミーティングの戦略を考えていたのかも知れない。
はっと気がついて相手を見ると、話しに夢中でまだ半分も食べていない。
ランチ(会食)というのは、貴重な社交の場、
どんなに忙しくても、
会話を楽しみながら、時間をかけて食べる習慣が当たり前の国。
こちらは「食事する」ことがメイン、
当時はまだそれほどぜいたくなものを食べれる時代ではなかったので、どうしてもがっついてしまう・・・
それ以降、できるだけ相手のペースに合わせるよう努力したが、
これが意外に難しい。
日本語みたいに自由にしゃべれれば、それなりに間合いは取れるのだが・・・
何しろ、日頃は慌ただしいランチ、
10分もあれば済ましてします。
これも長い間の日本のビジネスマンのあわれな習慣であった。
当時、ひとりでレストランに入ってコースを頼んでしまった。
一皿づつ、1時間半ぐらいかけてでてくる、
これも海外での失敗の一例。
いま、日本のランチタイム、
街中にいろとりどりの「サービスランチ」が溢れているのを見ていると、日本は何という幸せな国か、
改めてそう感じる。
今日の散歩、
これからランチして出かける。