フジテレビ系で放映されたドラマ「風のガーデン」は、
倉本 聰の「北の国から」、「優しい時間」に続く“富良野三部作・最終章”として書かれた作品であり、
またこの作品は、緒方 拳 の遺作となったことでも知られており、
久し振りにふたりで感動して最終編まで見てしまった。
このドラマの舞台となったイングリッシュガーデン「風のガーデン」には、前々から妻を連れて行ってやりたいと思っていたので、今年5月末に一般公開が始まっており、今回は良いタイミングであった。
新富良野プリンスホテルの敷地内にあり、テレビドラマのために、すでに閉鎖されていたゴルフ場の一部を、造成して造られていた。
入場料500円を払うと、マイクロバスで風のガーデンまで送ってくれる。
遠くに見えるのが、新富良野プリンスホテル、入口からマイクロバスで数分で到着した。
時期がやや遅かったせいもあり、
園内はテレビで見たほど豊富ではないが、それでも花が賑わっていた。
風のガーデンを見終わって帰る途中、
喫茶店「森の時計」の標識が目に止まった。
妻が突然「ひょっとしたら・・・」と一言、
ぜひそこに寄よってほしいと。
数分歩いた森の中にあった
「きっとコーヒー豆を自分で挽く喫茶店だよ」と言う。
数人待ちで入ると、確かに客が自分のコーヒーを挽いている。
テレビドラマ「優しい時間」の舞台に間違いないと、妻が自信をもって主張する。
中でコーヒーをいれているマスター、
テレビでは寺尾 聡が演じていたそうだ。
支払時レジで確認すると、
間違いなくドラマ「優しい時間」撮影時に造られ、そのまま営業しているのだと。
更に・・・
喫茶店を出てふと見ると、すぐそこに鹿の親子が!
見事カメラにとらえたぞ!
小鹿は夢中でこちらに走ってきたが、途中で我々に気が付き慌ててUターン、
あっという間に走り去ってしまった。
「風のガーデン」、「森の時計」は、この旅行の最大の収穫だといえよう。
<次編に続く>
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