skypeは相手と顔を見ながら対話できる便利なビデオ通話システムである。
加入者同士なら、無料で世界中どことでも話が出来る。
カメラとイヤホン・マイクセットなど、数千円の初期投資だけでよい。
大人と大人で顔を見ながら話しても、今更嬉しく思う歳ではないが、
我が家では、東京にいる孫(まだ0歳)を見るのに重宝している。
「今日は機嫌がいい!」
「あっ、笑った!」
「ハイハイできたよ!」
「立ち上がった!」
二人で思わず手を叩くのもまもなくだろう。
とにかく目の前の?孫の一挙一動が全て楽しい。
お隣りが、ご主人の仕事の関係でいまイギリスに住んでおられる。
空家の様子を見に、時々奥さんのご両親が訪ねて来られる。
昨日お会いした時、声をかけた。
「イギリスのお孫さんと話しませんか?」
「?・・・・・?」
skypeの説明をしたが、何となく半信半疑のご様子。
とりあえず我が家にご案内し、イギリスと繋いだ。
事前に先方もskypeをセットされていることは確認していた。
娘さんご一家が目の前の画面に映ると、
思わずお母さんの感嘆の声、
とても信じられないという驚きが!
5月渡英以降初めてでもあり、
久し振りのご対面で、
ご両親もテンションが上がりっぱなし!
延々と30分間話は途切れなかった。
その後、奥さんからお礼のメールが届いた。
以前からご両親にパソコン、せめて携帯メールだけでも
覚えて欲しいと繰り返し説得したが、全く受け付ける気がなかったと。
こういう文明の利器も、
使うか、使えないかで、
大きな格差が生まれる世の中である。
これからも、本人としては何とか乗り遅れないよう、頑張るつもりだが・・・