サンフランシスコ、
随分古い話ながら出張ベースでは何回か訪れているが、観光で訪問するのは初めてである。
出発前調べておいた天気予報どおり小雨、
もともと霧で有名なところだけに、まずは我慢。
サンフランシスコといえば、
坂道の多い街、
ケーブルカー、
そしてゴールデンブリッジ、
それぐらいしか覚えていない。
まずはお決まりのコース、小雨に煙るゴールデンブリッジを一通り眺め、
海鮮料理で有名な海岸通り、フィッシャーマンズ・ワーフでのランチは
「クラムチャウダー」(アサリ入りのクリームスープ)
少し酸味のある丸いパンの中身をくり貫き、
中にトロトロのクラムチャウダーがたっぷり。
やわらかくなったパンの内壁を削り?ながら、一緒に食べる。
アメリカでの最初の食事、
あまり期待はしていなかったが、なかなかのものである。
最初はスープだけ?と思ってしまったが、お腹いっぱいに。
勿論外側のパンも食べる人もいるが、
このままパンを捨てる・・・
消費社会の国、アメリカの一端が伺える。
坂道は半端ではない。
いまでも坂道に駐車するたびに、サンフランシスコで知った坂道駐車の方法を、いつも思い出す。
サンフランシスコ独特のケーブルカーは、130年ほど前から走っており、
軌道の真ん中の溝の下を走るケーブル(時速15km前後といわれる)を、運転手がグリップレバー操作で掴んだり、離したりして走る。
頑強な上半身が必要のため、運転手(グリップマン)はプロレスラー
みたいな大男ばかり。ブレーキ操作などバランス感覚も求められるため、資格試験はかなり難しいという。
運転手が操作する場所の両側に、外向きに設置してある前方の椅子に座ると、
心地良い風を受けながらの景色は最高である。
1回乗車で5$。
慌しくサンフランシスコを散策した。
スライドショー:成田を発ってサンフランシスコへ:
Published by デジブック