実は昨年9月、妻に「腹部動脈瘤」が見つかり手術した。
1年が経過し、やれやれと安堵したところに、今回の「脳出血」である。
2年続けての大病、何ともかわいそうな妻である。
何といっても本人が一番悔しい思いをしていることだろう。
動脈瘤手術後、静脈に血栓があることが分かった。
血栓が肺動脈に詰まりかけているのが見つかり、投薬治療した。
血栓を溶かす薬である「ワファリン」の投薬で、やがて血栓は消え、大事に至らずに済んだ。
ただ、血栓ができやすい体質?のため、「ワファリン」は飲み続けた。
そして今回の「脳出血」である。
「ワファリン」は血液をサラサラにするため、出血すると止まりにくい。
結果的に、この「ワファリン」が悪い方に作用したことになる。
「ワファリン」は即座に服用を中止にした。
その後、またふくらはぎ部に血栓の巣が増えてきた。
「血栓」治療と「脳出血」治療は、まさに両てんびんにかけられた形、
片方を優先すると、反対側に悪影響を与える・・・
いまは「脳出血」治療を優先せざるを得ない。
いずれ血栓対策の投薬を始めることになるが、その時は「ワファリン」ではなく、
新薬「エリキュース」に変更すると、主治医から説明を受けた。
主治医の判断を信じるだけである。